美容ライターと聞くと、華やかなイメージを抱く方が多いのではないでしょうか？

「毎日新しいコスメを試して、キラキラした毎日を送っているのかな？」と思われがちですが、実際の仕事はもう少し地道で専門的な一面も多いのです。

この記事では、Beauty produced by au Webポータル編集部で働いている、美容ライターの肌美メイが仕事の裏側を大公開します！

日々、どのような作業や責任感を持ってメディアを支えているのかをご紹介していきますね。

1．美容ライターってどんな仕事？

美容ライターの仕事とは、美容業界のプロフェッショナルとして、専門知識や鋭い洞察力が求められる仕事です。

「かわいいコスメや最新の美容液を紹介する、華のあるお仕事！」

…という一面ももちろんありますが、美容ライターはただ記事を執筆するだけのお仕事ではありませんよ。実は執筆以外の仕事もやっているんです！

1-1．美容ライターの主な仕事内容

例えば、次のような仕事をこなしています。

詳しいお仕事の流れは、美容ライターのとある1日で紹介しています！

1-2．美容ライターに必要なスキルや資格

資格が必須ではないものの、以下のような学びや経験が役立ちます。

• 美容専門学校卒業
• エステティシャンの資格
• 日本化粧品検定1級／コスメコンシェルジュ
• 化粧品成分上級スペシャリスト
• 日本メイクアップ知識検定

こうした知識を蓄えることで、美容ライターとして活躍していけるのです。

1-3．美容ライターにとって重要なマインド

スキルも大切ですが、意識や姿勢もとても重要です。とくに私は、日頃から「常に学び続けること」を心がけています。

◇専門知識を学び続けることが大切

美容ライターとして活躍するためには、常に最新のトレンドや美容に関する科学的な情報に敏感でいることが必要不可欠。

新しい美容アイテムの成分分析やスキンケアの研究結果、最新技術など、日々進化している情報をキャッチアップして、読者に信頼される情報を届けることが欠かせません。

◇法律の知識もブラッシュアップする

美容ライターとして、美容に関する法律や規制について知識を深めるのも大切な仕事の一部です。

• 化粧品の広告規制や薬機法
• 個人の肌や健康に関わる情報を扱うときの倫理的な配慮

……など、勉強すべきことは多岐にわたります。

単に美容情報を集めるだけでなく、正確で信頼性のある情報を届けることが、優れた美容ライターに欠かせない条件となります。

2．美容ライターのとある1日を紹介！Beauty produced by au Webポータル編集部の裏側

では、ここからは具体的に美容ライターたちが1日をどう過ごしているのかを見てみましょう！

朝 9:00 出社・情報収集・取材・勉強

①化粧品業界の最新トレンドをチェック

朝出社したら、美容業界のニュースを徹底的にチェック。各社のプレスリリースを確認し、最新の美容トレンドや研究成果をキャッチアップします。

新しい成分、革新的な技術、注目のブランドの動きを逃しません。

②化粧品検定で深い知識を追求

検定試験の勉強も毎日コツコツと続けています。

科学的な根拠に基づいた美容知識を深めることで、読者により信頼性の高い情報を提供できるよう日々精進しています。

③リアルに体験・取材

実際に店舗に足を運び、製品を自分の肌で試してみます。テスターを試したり、店員さんに直接話を聞いたり、時には取材を申し込むことも。

生の声、リアルな体験を収集して記事の執筆に役立てます。

昼 13:00 美容記事のライティング

①意外と理系かも？データの適切な活用

意外に思われるかもしれませんが、美容ライターの仕事は数値を取り扱うことも多いもの。大規模アンケートの分析や、人気製品のクリック数解析など、「数字」との密接な関係が特徴です。

感覚的な情報ではなく、しっかりとしたデータに基づいた記事づくりを心がけています。

②難解な専門用語を、わかりやすい言葉に紡ぐ

化粧品や美容医療の世界には、難しい専門用語がたくさんあります。

美容ライターはそれらを噛み砕き、誰もが理解できる言葉に変換することも仕事の一部。まるで通訳のような役割です！

③「寄り添いの心」を忘れない表現を心がける

最も大切にしているのは、「美」の押し付けをしないこと。「色白が美しい」「細いことがいい」なんて、一方的な価値観は絶対に書きません。
美しさは多様で、その人らしさこそが最大の魅力。そんな思いを込めて、読んだ人にとって励ましになるような文章を心がけています。

夕 16:00 執筆記事の校正

記事を書き上げたら、それで終わりではありません。徹底的な校正も美容ライターの仕事の一環です。

①自分で仕上げる品質管理

編集／クライアントにまかせず、細部までの品質管理を今一度行います。

• 表現のゆらぎ
• 強調の具合
• 色遣いの統一
• 接続詞や修飾語の吟味
• ファクトチェック

……など、細部にこそ最後のクオリティが宿るものだと信じています。

②法規制の基礎知識を仕入れる

美容の世界には、意外と複雑な法規制が潜んでいます。特に化粧品や美容医療に関連する薬事法規は難しく、一朝一夕で慣れることはできません。

社内に蓄積されたナレッジや専門書、セミナーへの定期的な出席などを通じて、最新の法律知識をキャッチアップしています。

③情報は生き物、常に最新であるために

記事は書いたらおしまいではありません。常に最新の状況をキャッチし、過去の記事もこまめにアップデートしていきます。

夜 18:00 退勤♡

お疲れ様でした！

こうしてBeauty produced by au Webポータルに所属する美容ライターは、日々高い専門性と責任感、法律知識をアップデートしながら、記事の作成に当たっていますよ。

3．美容ライターとしてのやりがい

Beauty produced by au Webポータルには、私のほかにも何名かの美容ライターが在籍しています。

一緒に働く美容ライターに、美容ライターの仕事のやりがいについて聞いてみました。

• マジメな取材と徹底的な情報チェックを行うことで、各メーカーさんが商品に込めている熱量を感じられること
• 読者一人ひとりの悩みに寄り添う文章を届けることで、読者の日常を少しだけアップデートできること
• トレンドの表面だけじゃない、本当に大切な美の本質を届けられること

このように、専門性と責任感のある人たちが「Beauty produced by au Webポータル」に日々記事を執筆しています。

これからも、あなただけの「キレイの理想像」を叶えるために、美容のあらゆる選択肢を発信していきます！

4．番外編！美容ライターのなり方とは？副業でも働ける？

最後に、美容ライターになりたいけど、何から始めたらいいんだろう？と悩んでいる方のために、私の体験談にもとづいて「美容ライターのなり方」について紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね！

4-1．未経験から美容ライターになるには

① 知識を深める＆ライティング技術を磨く

最初にやったのは、身近なところから美容知識を勉強することです。スキンケアやメイクのことをより深く知るために、本を読んだりしました。

日本化粧品検定の勉強と並行しつつ、美容系のブログやSNSを見たり読んだりすることで、徐々に知識を蓄えていきました。

余裕のある休日には、実際にお題を自分で準備してライティングに挑戦してみることも。慣れないうちは難しかったのですが、参考書などを片手に奮闘しました！

② ポートフォリオを作成する

美容ライターとして仕事を得るには、過去の執筆実績や記事をまとめたポートフォリオがカギ！

①での学習を通して蓄えた知識をもとに、いくつかのポートフォリオを作成しました。

ポートフォリオをきちんと用意しておくことで、クライアントにやる気とスキルをアピールできました！

③ 仕事を探す

美容ライターの仕事は、クラウドソーシングや会社求人サイトから探すことができます。

最初は文字単価0.1円～1円で仕事をしていたのですが、今所属している編集部のライターの募集があったため応募し、採用されて今に至ります。

4-2．副業でもできる？ぶっちゃけ稼げるの？

本業としてではなく、副業・Wワークで美容ライターをやりたい方もいると思います。

結論としては、副業としても始めやすい仕事ではあります。

ただ、正直なところ、最初から大きく稼げるわけではありません。

ぶっちゃけ稼げるかは「美容ライター＋α」のスキルがあるかによります。例えば、

• 化粧品メーカーでの開発経験
• 美容部員としての勤務経験
• 医療系従事者の資格

などがあれば、それだけで権威がつき高単価のライターになれます。

経験がない人でも、経験を積んでいくうちに単価が上がったり、定期的に依頼をくれるクライアントが増えたりして、少しずつ安定してきます。

5．まとめ

今回は美容ライターの仕事内容について紹介してみました！

ひとくちに美容ライターといっても色々な働き方があるので、自分に合ったスタイルを模索し、できるところから一歩を踏み出してみましょう🌷